さくら総合リートが反発し新高値、白馬の騎士に投資法人みらいが登場と報道
さくら総合リート投資法人<3473>が反発し新高値。不動産投資信託(REIT)市場では、同投資法人に対してスターアジア不動産投資法人<3468>が合併提案を行いJ-REIT初の「敵対的M&A」が成立するかが関心を集めている。そのなか、4日の日本経済新聞はさくら総合リートが「三井物産系のREITとの合併に向けて調整していることが3日分かった」と報じた。具体的には、さくら総合リートに対して友好的なホワイトナイト(白馬の騎士)として三井物産系の投資法人みらい<3476>が登場したと伝えている。さくら総合リートを巡る争奪戦が勃発する可能性が高まっており、この日は同投資法人と投資法人みらいの投資口価格(株価に相当)は新高値に買われた。さくら総合リートと投資法人みらいは、この報道に関して、両投資法人は友好的な合併の実現性について協議を行っているが「現時点では何ら決定した事実はない」とコメントを発表している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年07月04日 10時30分