伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月9日記)
日経平均株価は、昨日の下げで短期の天井型を完成して、7月2日の高値2万1784円が戻り高値になっていることを確認しました。
本日は、弱気の流れを確認したばかりのため、寄りつき後、すぐに下げの流れを作るか、価格が反発する場合でも、昨日の陰線の範囲内で上値を抑えられて、明日以降、下降を開始する公算です。
目先の価格が2万1784円を超える可能性があるなら、その動きは本日中にあらわれる公算です。
寄りつき後、すぐに上昇を開始して10時頃には2万1700円程度まで上昇する動きになると考えられます。
そのような動きになる場合だけ、2万1784円を超えて目先的に一段高を目指す可能性を考えておきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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