トレードマスターラボの日経先物大作戦 (7月9日)

市況
2019年7月9日 8時31分

「円安が支えとなり買い先行後は上値重たいか!?」

8日の米国株式市場では、NYダウが115ドル安と続落して取引を終えています。

本日の 日経平均株価は、上値の重たい展開となる公算です。

為替市場での円安が支えとなり、スタート時は買いが先行すると思われますが、米国株が続落していることで上値を積極的には買いにくい地合いといえます。

なお、ドル/円は108円70銭台で推移しています。

本日の日経先物は、2万1500円台で寄り付くことが想定され、上値は2万1590円を持続的に回復維持できれば2万1640円を示現、下値は2万1530円を持続的に割り込むと2万1480円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

方向性は「もみ合いレンジ」を想定しております。

よって、上がれば「戻り売り」から、下がれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングが良いように思います。

引き続き、為替、中国株には注意したい。

日経平均株価が2万1540円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。

Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万1610円(2万1640円)、第二上値抵抗 2万1630円(2万1740円)、第三上値抵抗 2万1670円(2万1830円)

第一下値抵抗 2万1550円(2万1440円)、第二下値抵抗 2万1510円(2万1350円)、第三下値抵抗 2万1490円(2万1250円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

一般的には、下値支持(抵抗)第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗、第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。

・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。

・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。

・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。

・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。

・手数料が安い。

・倒産などのリスクがない。

・ほぼ24時間、取引ができる。

・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。

・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。

・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。

・SQ毎に必ず決済しなければならない。

・株主優待、配当などはない。

効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

7月9日(火)

【国内】

□5月毎月勤労統計(8:30)

□6月マネーストックM2(8:50)

□5月特定サービス産業動態統計(13:30)

□6月工作機械受注(15:00)

□5年国債入札

【海外】

□ブラジル市場休場

□マレーシア中銀が政策金利を発表(16:00)

□米国3年国債入札

□EU経済・財務相(ECOFIN)理事会(ブリュッセル)

【海外決算】

[米]ペプシコ、リーバイ・ストラウス(リーバイス)/[英]オカド・グループ、マイクロフォーカス/[印]タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

⇒⇒ 「トレードマスター225」 https://trade-master.jp/LP/?utm_source=kabutan&utm_medium=column&utm_campaign=tm225

⇒⇒ Twitter:ひとり言トレード(@hitorigototrade) https://twitter.com/hitorigototrade

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