均衡表【買いシグナル】低PBR 20社選出 <テクニカル特集> 7月9日版
9日の東京株式市場は底堅さを発揮した。前日の米国株市場は行き過ぎた利下げ期待が剥落したことを受け軟調だったが、外国為替市場でドルが買い戻され1ドル=108円台後半の推移と円安方向に振れたことで投資家のセンチメントが改善した。株価指数先物が買われ、裁定買いを通じて日経平均株価に押し上げ効果をもたらした。ただ、10日のパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑から買いが手控えられ、主力輸出株への買いは限定的だった。売買代金は1兆6000億円台にとどまり、2兆円割れが6営業日続いている。日経平均終値は前日比30円高の2万1565円と反発。東証1部の値上がり銘柄数は664、値下がり銘柄数は1399、変わらずは86。
本特集では、テクニカル指標「一目均衡表」のなかでも最も強い買いシグナルである「3役好転」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目。東証1部において、上昇トレンドを示唆した可能性が高い「3役好転」を示した 42銘柄から、PBRが東証1部平均の 1.16倍を下回り上値余地があるとみられる 20社を選び出しました。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「一目均衡表・3役好転」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PBR PER
<5410> 合同鉄 0.34 5.6
<8037> カメイ 0.39 5.8
<6330> 東洋エンジ 0.59 10.7
<1384> ホクリヨウ 0.59 31.2
<5020> JXTG 0.64 5.4
<9115> 明治海 0.64 7.7
<6378> 木村化 0.64 10.7
<1852> 浅沼組 0.78 6.9
<8595> JAFCO 0.79 -
<6996> ニチコン 0.81 12.8
<1376> カネコ種 0.85 11.4
<2681> ゲオHD 0.88 12.4
<7475> アルビス 0.88 12.5
<8074> ユアサ商 0.91 6.9
<7481> 尾家産 0.92 17.9
<9675> 常磐興 1.01 36.8
<1929> 日特建 1.02 10.6
<5273> 三谷セキ 1.04 14.8
<9414> BS11 1.09 13.6
<6458> 新晃工 1.10 10.0
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース