マザーズ先物見通し:米株安で売り先行か、株式相場の地合い睨み

市況
2019年7月22日 8時20分

本日のマザーズ先物は、前週末の米国株の下落などを嫌気し、売りが先行して始まりそうだ。前週末の米国市場では、大幅な利下げ観測の後退に伴いNYダウなどの主要株価指数が反落した。日経平均も反落スタートが見込まれ、マザーズ先物に売りが波及しそうだ。東証1部市場では、売買代金が活況の目安となる2兆円を下回る日が続くなど薄商いが続くなか、企業業績に対する思惑などから短期資金主導でやや荒い値動きとなっている。マザーズ市場も株式相場全体の地合いを睨みながら、神経質な展開になると想定される。参院選こそ通過したものの、月末にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントが控えており、投資家心理が大きく改善するとは想定しづらい。また、今週から4-6月期決算発表が本格化し、市場の関心が主力大型株に向かいやすいと考えられ、マザーズ銘柄の売買が低調となる可能性もある。上値のメドは875.0pt、下値のメドは860.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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