伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月22日記)
日経平均株価は、前週末の高値が戻り高値となって、再度下降を開始するか、しばし堅調に推移するかのどちらかの展開が考えられます。
後者の場合でも、7月18日までの下げの流れが7月2日の高値2万1784円付近が強い抵抗になっていることを示しているので、目先は、価格が上昇しても、積極的に2万1784円以上を目指す動きにならない公算です。
すでに下降の流れへ入っている場合、本日は、寄りつき後、すぐに上値を抑えられて、7月19日に上げた分のすべてを押し戻される動きになると考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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