NY株式:NYダウ17ドル高、4-6月期決算発表を控えて様子見ムード

市況
2019年7月23日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は17.70ドル高の27171.90、ナスダックは57.65ポイント高の8204.14で取引を終了した。朝方は買いが先行したものの、今週は多数の4-6月期決算が発表されることから、小動きとなった。来週、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官が訪中することが伝わり、米中協議の行方を見極めたいとの思惑も強まった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で電気通信サービスや食品・生活必需品小売が下落した。

石油サービスのハリバートン(HAL)は、海外の需要見通しに楽観的な見通しを示し大幅上昇。半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)とマイクロン・テクノロジー(MU)は、ゴールドマンサックスの投資判断引き上げを受けて上昇。一方で、航空機大手のボーイング(BA)は、格付会社のフィッチ・レーティングスが格付見通しを引き下げ下落。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、先週の決算内容が嫌気され続落となった。

イランによる英タンカーの拿捕や、米国のスパイと疑われる17人の逮捕・処刑を受けて、緊張が高まっている。軍事行動にエスカレートする恐れもあり、今後の状況を注視したい。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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