話題株ピックアップ【夕刊】(1):野村、TDK、武田

注目
2019年8月1日 15時12分

■日本エム・ディ・エム <7600>  1,574円  +201 円 (+14.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位

日本エム・ディ・エム <7600> が急反騰し、年初来高値を更新した。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比43.2%増の6.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。米国で人工膝関節製品が好調だったほか、国内では人工股関節製品や骨接合材料の販売が伸びたことが寄与。販管費を抑制したことも増益につながった。上期計画の7.8億円に対する進捗率は80.8%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■トーカロ <3433>  920円  +100 円 (+12.2%)  本日終値  東証1部 上昇率5位

31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は27%減益も対上期進捗は過去平均を超過」が好感された。

トーカロ <3433> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.8%減の20億円に減ったが、4-9月期(上期)計画の27億円に対する進捗率は74.3%に達し、5年平均の55.0%も上回った。

⇒⇒トーカロの詳しい業績推移表を見る

■日本調剤 <3341>  3,640円  +330 円 (+10.0%)  本日終値  東証1部 上昇率7位

日本調剤 <3341> が急反騰。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比4.3倍の17.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。医薬品製造販売事業の収益が急拡大したことが寄与。収益性を重視した販売戦略が奏功したうえ、6月には医薬品の新製品8品目を発売した。また、主力の調剤薬局事業で新規出店店舗を中心に処方せんの枚数や単価が上昇したほか、医療従事者派遣・紹介事業では薬剤師の派遣・紹介に加え、医師紹介の実績が大きく伸びたことも大幅増益に貢献した。

■野村ホールディングス <8604>  374.6円  +31 円 (+9.0%)  本日終値  東証1部 上昇率9位

野村ホールディングス <8604> が急反発。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比5.5倍の748億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。米州を中心に債券ビジネスが拡大し、ホールセール部門の税引き前損益が前年同期の74億円の赤字から200億円の黒字に急浮上したことが寄与。アメリカン・センチュリー・インベストメンツ関連損益が改善したことも大幅増益に貢献した。

■デクセリアルズ <4980>  782円  +59 円 (+8.2%)  本日終値

デクセリアルズ <4980> が続急伸。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比30.6%増の8.6億円に拡大して着地したことが買い材料視された。光学材料部品セグメントで光学フィルムの販売が大きく伸びたことに加え、電子材料部品セグメントでは粒子整列型異方性導電膜が拡大したことが寄与。上期計画の16億円に対する進捗率は53.9%となり、第1四半期業績が堅調なスタートを切ったことを評価する買いが向かった。

■TDK <6762>  9,130円  +660 円 (+7.8%)  本日終値

31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は4%増益で着地」が好感された。

TDK <6762> が7月31日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比4.1%増の247億円に伸びたが、通期計画の1180億円に対する進捗率は20.9%となり、5年平均の16.3%とほぼ同水準だった。

⇒⇒TDKの詳しい業績推移表を見る

■武田薬品工業 <4502>  3,904円  +269 円 (+7.4%)  本日終値

31日に決算を発表。「今期税引き前を赤字縮小に上方修正」が好感された。

武田薬品工業 <4502> が7月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は251億円の赤字(前年同期は938億円の黒字)に転落した。しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の3690億円の赤字→3420億円の赤字(前期は948億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

⇒⇒武田薬品工業の詳しい業績推移表を見る

■リケンテクノス <4220>  548円  +36 円 (+7.0%)  本日終値

31日に発表した「4.31%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。

発行済み株式数(自社株を除く)の4.31%にあたる280万株(金額で16億8000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月7日から10月31日まで。

■G-7ホールディングス <7508>  3,165円  +197 円 (+6.6%)  本日終値

31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は42%増益で着地」が好感された。

G-7ホールディングス <7508> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比42.4%増の13.3億円に拡大し、通期計画の55億円に対する進捗率は5年平均の17.1%を上回る24.3%に達した。

⇒⇒G-7ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■シーティーエス <4345>  713円  +39 円 (+5.8%)  本日終値

31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は20%増益で着地」が好感された。

シーティーエス <4345> が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.3%増の3.6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の7.6億円に対する進捗率は5年平均の42.5%を上回る47.2%に達した。

⇒⇒シーティーエスの詳しい業績推移表を見る

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.