話題株ピックアップ【夕刊】(3):古河電、マツダ、Jフロント

注目
2019年8月2日 15時20分

■古河電気工業 <5801>  2,553円  -348 円 (-12.0%)  本日終値  東証1部 下落率7位

1日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は48%減益で着地」が嫌気された。

古河電気工業 <5801> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比48.3%減の38.6億円に落ち込み、通期計画の375億円に対する進捗率は10.3%にとどまり、5年平均の18.2%も下回った。

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■UACJ <5741>  1,609円  -187 円 (-10.4%)  本日終値  東証1部 下落率9位

UACJ<5741>は急反落し年初来安値を更新。1日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を7100億円から6700億円(前期比1.3%増)へ、営業利益を175億円から115億円(同22.7%減)へ下方修正したことが嫌気された。足もとのアルミ地金市況価格が想定より下落しており、棚卸評価関係による悪化が見込まれることに加えて、米中貿易摩擦や中国経済減速の影響がIT材、液晶・半導体装置向け厚板で続くと見込まれることが要因としている。なお最終利益予想は現在、事業構造改革プランを策定中であり、業績への影響が不透明として、35億円から未定(前期11億1600万円)に修正した。これに伴い、60円を予定していた期末一括配当も未定に修正している。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1597億5400万円(前年同期比6.9%減)、営業利益13億1100万円(同84.7%減)、最終損益16億1300万円の赤字(前期22億6000万円の黒字)だった。

■フジクラ <5803>  364円  -40 円 (-9.9%)  本日終値  東証1部 下落率10位

1日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は赤字転落で着地」が嫌気された。

フジクラ <5803> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は20.9億円の赤字(前年同期は9.6億円の黒字)に転落した。

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■日本製鉄 <5401>  1,547.5円  -158.5 円 (-9.3%)  本日終値

1日に決算を発表。「非開示だった上期最終は300億円、未定だった上期配当は30円減配」が嫌気された。

日本製鉄 <5401> が8月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比61.0%減の333億円に大きく落ち込んだ。同時に、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は40円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

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■イーグル工業 <6486>  1,002円  -83 円 (-7.7%)  本日終値

1日に決算を発表。「今期経常を一転15%減益に下方修正」が嫌気された。

イーグル工業 <6486> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比32.6%減の23.2億円に落ち込んだ。併せて、通期の同利益を従来予想の120億円→99億円(前期は117億円)に17.5%下方修正し、一転して15.4%減益見通しとなった。

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■武蔵野銀行 <8336>  1,935円  -160 円 (-7.6%)  本日終値

1日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は47%減益で着地」が嫌気された。

武蔵野銀行 <8336> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比46.6%減の24.2億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の57億円に対する進捗率は42.5%にとどまり、5年平均の55.8%も下回った。

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■マツダ <7261>  1,001.5円  -71 円 (-6.6%)  本日終値

1日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は78%減益で着地」が嫌気された。

マツダ <7261> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比78.3%減の91.3億円に大きく落ち込み、通期計画の1250億円に対する進捗率は7.3%にとどまり、5年平均の29.8%も下回った。

⇒⇒マツダの詳しい業績推移表を見る

■長府製作所 <5946>  2,140円  -127 円 (-5.6%)  本日終値

1日に決算を発表。「上期最終は赤字転落で下振れ着地」が嫌気された。

長府製作所 <5946> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は0.5億円の赤字(前年同期は8.6億円の黒字)に転落し、従来の0.5億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。

⇒⇒長府製作所の詳しい業績推移表を見る

■ヤマハ <7951>  4,820円  -280 円 (-5.5%)  本日終値

1日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は16%減益で着地」が嫌気された。

ヤマハ <7951> が8月1日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比15.9%減の110億円に減り、通期計画の580億円に対する進捗率は19.0%となった。

⇒⇒ヤマハの詳しい業績推移表を見る

■Jフロント <3086>  1,204円  -57 円 (-4.5%)  本日終値

J.フロント リテイリング<3086>が大幅安で3日続落している。1日の取引終了後に発表した7月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高は前年同月比3.6%減となり、2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。7月度は、ラグジュアリーブランドや化粧品が引き続き好調だったものの、梅雨明けが前年よりも大幅に延びたことによる降雨日数の増加や、低気温の影響により夏物ファッション全般の動きが鈍かったことが要因という。また、日曜日が前年に比べて1日少なかったことも響いたとしている。なお、大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高は同13%増(客数同2%増、客単価同10%増)だった。

●ストップ高銘柄

アイティメディア <2148>  685円  +100 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

インターワークス <6032>  608円  -150 円 (-19.8%) ストップ安   本日終値

など、1銘柄

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