トレードマスターラボの日経先物大作戦 (8月7日)
「米国株反発、ほぼ半値戻す。日経平均の戻りは堅調か!?」
本日の 日経平均株価は、小強含みのもみ合いレンジ展開となる公算です。
日経先物は、昨晩のナイトセッションでも下押しが入るも反発の強い展開となりました。
米中貿易摩擦を巡る懸念が後退し、NYダウが大幅な反発に転じたことを好感しそうです。
しかし、これまでの下げ幅に対して戻りが鈍い動きも見せているため、日経平均の戻りは限定的なものとなる見方もあります。
なお、ドル/円は106円30銭台で推移しています。
本日の日経先物は、2万600円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万0650円を持続的に回復維持できれば2万0700円を示現、下値は2万0550円を持続的に割り込むと2万0500円を示現する可能性があります。
【本日の作戦】
方向性は、「もみ合いレンジ」を想定しております。
上値は重たいのか。少し下押しが入る場面はあっても買い支えもあると見ています。場合によっては、2万0750円付近までの反発も想定。
よって、下げれば「押し目買い」からのエントリーが良さげに思います。
15分足、60分足→押し目買い
4時間足、日足→戻り売り
引き続き、為替、中国株には注意したい。
日経平均株価が2万0585円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。
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【注目レート】
第一上値抵抗 2万0750円(2万0760円)、第二上値抵抗 2万0850円(2万0980円)、第三上値抵抗 2万1040円(2万1380円)
第一下値サポート 2万0450円(2万0130円)、第二下値サポート 2万0260円(1万9730円)、第三下値抵抗 2万0160円(1万9510円)
( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。
一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。
このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。
また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。
資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!
さあ、今日も頑張って参りましょう~!
●日経先物について
先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。
日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。
●日経225先物のメリット
・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。
●日経225先物のデメリット
・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。
効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。
※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。
株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。
【本日の経済スケジュール 】
8月7日(水)
【国内】
□7月外貨準備高(8:50)
□日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7月29・30日開催分、8:50)
□JPX日経400の定期銘柄入れ替え発表
【海外】
□ニュージーランド準備銀行が政策金利を発表(11:00)
□ドイツ6月鉱工業生産(15:00)
□タイ中銀が政策金利を発表(16:05)
□インド準備銀行が政策金利を発表(18:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(20:00)
□米国6月消費者信用残高(8日4:00)
□米国10年国債入札
【海外決算】
[米]リフト、CVSヘルス、スカイワークス、トリップアドバイザー、AIG、ブッキング・ホールディングス、3Dシステムズ、アルベマール、カプリ・ホールディングス/[欧]ワイヤカード/[印]マヒンドラ&マヒンドラ/[オセ]コモンウェルス銀行(CBA)
◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。
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株探ニュース