丸運---1Qは売上高125.04億円、貨物輸送部門が好調に推移

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2019年8月7日 13時01分

丸運<9067>は6日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。営業収益は前年同期比0.5%減の125.04億円、営業利益は同43.7%減の1.39億円、経常利益は同33.5%減の1.98億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同18.6%減の1.51億円となった。

貨物輸送の営業収益は前年同期比1.1%増の62.83億円、経常利益は同0.73億円増の2.00億円となった。流通貨物を含めた各取引で既存顧客との取引深耕や新規顧客獲得が進んだ。また収益性の低い顧客との取引の見直し等を行った。

潤滑油・化成品の営業収益は前年同期比5.8%減の12.58億円、経常利益は同0.22億円減の0.21億円となった。潤滑油部門においては、既存顧客での需要が減少した。化成品部門においては、乗務員不足等による車両不足と既存顧客の販売施策の一部変更等があった。

国際貨物の営業収益は前年同期比8.7%減の17.97億円、経常損益は同0.99億円減の0.07億円の経常損失となった。中国経済の減速と米中貿易摩擦の影響から輸出品の荷動きが低調に推移した。また、主要顧客の一部が輸出方法を航空輸送から海上輸送へシフトしたこと等が影響した。

石油輸送の営業収益は前年同期比3.9%増の31.53億円、経常損益は同0.68億円減の0.07億円の経常損失となった。国内石油製品需要が減少する中、静岡石油輸送が同社グループに加わったことにより輸送数量は前年同期比1.2%減に留った。また構内作業等石油輸送以外の収入が増えた。

2020年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比5.0%増の540.00億円、営業利益が同17.6%増の15.00億円、経常利益が同11.7%増の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.4%減の11.00億円とする期初予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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