アサヒが堅調、世界展開への注力姿勢評価し上値指向に

材料
2019年8月7日 13時45分

アサヒグループホールディングス<2502>が堅調。前日こそひと押し入れたものの、7月下旬から一貫して上値を慕い4800円台半ばを横に走る75日移動平均線にサヤ寄せする動きをみせている。天候不順の影響もありビールや清涼飲料などの販売が伸びず、19年12月期の営業利益は期初予想の2170億円から2155億円に小幅に下方修正したが、前期比増益は確保する見通し。海外でのM&A戦略に力を入れており、ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブから豪州事業(CUB)を1兆2000億円で買収することを決議、本格的な世界展開を視野に入れている。なお、ドル箱ブランドの「スーパードライ」は国内以上に海外でシェアを伸ばしている。株価はCUB買収に伴う財務面への負担や増資による株式希薄化を懸念される形で7月22日に急落したが、下値を機関投資家とみられる資金が拾い、全体相場とは軌道を異にして出直り歩調にある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年08月07日 15時38分

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