外為サマリー:一時105円90銭台に下落、NZ利下げも円高要因に
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=106円20銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=119円01銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は午前からの軟調状態が続き、午後0時10分過ぎには105円93銭まで下落した。ただ、106円割れの水準では値頃感も台頭し、午後3時にかけ106円20銭前後に値を戻した。この日、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を0.5%引き下げ、年1.00%とすることを発表。市場予想の0.25%を上回る利下げ幅だったことから、世界的な金利低下観測が強まった。このなか、日本銀行の利下げ余地は限られるとの見方が強く、円は買われやすい地合いとなっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1206ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)