NY株式:NYダウ22ドル安、追加利下げへの期待が強まる

市況
2019年8月8日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は22.45ドル安の26007.07、ナスダックは29.56ポイント高の7862.83で取引を終了した。米中対立の長期化を受けて、ニュージーランドやタイ、インドの中央銀行が相次いで利下げを実施し、リスク回避の動きも強まり米長期金利が低下した。世界経済の鈍化懸念から売りが先行し、ダウ平均は一時500ドルを超す下落となったものの、シカゴ連銀総裁が追加利下げの必要性を示唆すると下げ幅を縮小した。セクター別では、食品・生活必需品小売や素材が上昇する一方で銀行やエネルギーが下落した。

米長期金利の低下で、ウェルズ・ファーゴ(WFC)やJPモルガン(JPM)などの金融各社が軒並み下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、決算内容が予想を下振れ軟調推移。原油相場の下落を受けて、石油のマラソン・オイル(MRO)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が下落。一方で、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、決算内容が好感され上昇した。

マーケット終了後に配車サービス大手リフト(LYFT)が発表した4-6月期決算は、売上高が予想を上振れ、一株損失は予想よりも縮小した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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