サンデンHDはS高、冷蔵ショーケース事業からの撤退を評価
サンデンホールディングス<6444>がストップ高まで買われている。同社は7日取引終了後に、業務用冷凍・冷蔵ショーケースなどの製造販売を手掛ける子会社のサンデン・リテールシステムの全株式を、10月1日付で投資ファンドのインテグラル(東京都千代田区)に譲渡すると発表。今後は自動車機器事業に経営資源を集中するとしており、これが評価されているようだ。
なお、同時に発表された20年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が647億9200万円(前年同期比8.6%減)、営業利益が7億5200万円(同36.7%減)で着地。米中貿易摩擦などを背景に、主力の自動車機器事業が苦戦したことなどが影響した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)