話題株ピックアップ【夕刊】(3):アイスタイル、マクロミル、IHI

注目
2019年8月8日 15時20分

■アイスタイル <3660>  592円  -145 円 (-19.7%) 一時ストップ安   本日終値  東証1部 下落率2位

7日に決算を発表。「今期経常は赤字転落へ」が嫌気された。

アイスタイル <3660> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期の連結経常利益は前の期比82.3%減の3.8億円に落ち込み、20年6月期の同損益は13.9億円の赤字に転落する見通しとなった。

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■マクロミル <3978>  1,015円  -189 円 (-15.7%)  本日終値  東証1部 下落率4位

7日に決算を発表。「今期税引き前は3%減益、2円増配へ」が嫌気された。

マクロミル <3978> が8月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年6月期の連結税引き前利益は前の期比1.2%減の72.8億円になり、20年6月期も前期比2.5%減の71億円に減る見通しとなった。

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■IHI <7013>  1,995円  -313 円 (-13.6%)  本日終値  東証1部 下落率5位

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地」が嫌気された。

IHI <7013> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は6.8億円の赤字(前年同期は167億円の黒字)に転落した。

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■レオン自動機 <6272>  1,540円  -157 円 (-9.3%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は34%減益で着地」が嫌気された。

レオン自動機 <6272> が8月7日大引け後(15:15)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比34.1%減の6.6億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の19.3億円に対する進捗率は34.6%にとどまったものの、5年平均の28.3%を上回った。

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■コカBJH <2579>  2,453円  -197 円 (-7.4%)  本日終値

7日に決算を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正」が嫌気された。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス <2579> が8月7日大引け後(17:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は645億円の赤字(前年同期は77.4億円の黒字)に転落した。併せて、通期の同損益を従来予想の52億円の黒字→567億円の赤字(前期は101億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

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■ヨロズ <7294>  1,214円  -89 円 (-6.8%)  本日終値

7日に決算を発表。「今期経常を34%下方修正」が嫌気された。

ヨロズ <7294> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は600万円の赤字(前年同期は14.6億円の黒字)に転落した。併せて、通期の同利益を従来予想の29.5億円→19.5億円(前期は52.2億円)に33.9%下方修正し、減益率が43.5%減→62.7%減に拡大する見通しとなった。

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■シャープ <6753>  1,100円  -79 円 (-6.7%)  本日終値

シャープ<6753>が急落。7日の取引終了後、「JPX日経インデックス400」の定期入れ替えが発表され、新たに31銘柄が採用され、28銘柄が除外された。この新規採用の有力候補にシャープが挙がっていたが、結果は落選だった。この日は、これに伴う失望売りが膨らんだ様子だ。

■三浦工業 <6005>  2,685円  -179 円 (-6.3%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は20%減益で着地」が嫌気された。

三浦工業 <6005> が8月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比19.8%減の26.4億円に減り、4-9月期(上期)計画の84億円に対する進捗率は31.5%となり、3年平均の32.8%とほぼ同水準だった。

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■サンデンHD <6444>  552円  +80 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値

サンデンホールディングス<6444>がストップ高。同社は7日取引終了後に、業務用冷凍・冷蔵ショーケースなどの製造販売を手掛ける子会社のサンデン・リテールシステムの全株式を、10月1日付で投資ファンドのインテグラル(東京都千代田区)に譲渡すると発表。今後は自動車機器事業に経営資源を集中するとしており、これが評価されているようだ。なお、同時に発表された20年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が647億9200万円(前年同期比8.6%減)、営業利益が7億5200万円(同36.7%減)で着地。米中貿易摩擦などを背景に、主力の自動車機器事業が苦戦したことなどが影響した。

■T&Gニーズ <4331>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値

テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> がストップ高。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比14.2%増の8.2億円に伸びて着地したことが買い材料視された。国内ウェディング事業の増益で海外事業の減益をカバーした。国内はリニューアル戦略が奏功したほか、単価も上昇し、2ケタ増益を達成。一方、海外事業は新店フル稼働による販管費の増加や国内マーケットの受注減少が響き、減益だった。営業利益段階では前年同期と比べ微減益だったが、為替差損益の好転で経常利益は2ケタ増を確保した。

■イーエムネットジャパン <7036>  5,660円  +700 円 (+14.1%) ストップ高   本日終値

イーエムネットジャパン<7036>がストップ高。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高38億2400万円(前年同期比13.5%増)、営業利益1億8500万円(同37.3%増)、純利益1億2600万円(同41.1%増)と大幅営業増益となったことが好感された。主力の運用型広告市場が拡大していることを背景に、同社でも新規案件の獲得や既存案件の広告予算拡大があり売上高が拡大。新卒の増員の影響や社員教育費、広告宣伝費などへ積極投資を実施したが売り上げ増で吸収した。同時に、8月31日を基準日として1株を2株へ株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的としているという。

●ストップ高銘柄

ホープ <6195>  3,730円  +700 円 (+23.1%) ストップ高   本日終値

青木あすなろ建設 <1865>  1,088円  +150 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値

など、6銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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