プレサンスコーポレーション---前年1Qの大型物件売上の影響で減収減益も、高水準の売上を継続し、業績予想に対し順調に進捗

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2019年8月8日 16時53分

プレサンスコーポレーション<3254>は7日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.3%減の682.40億円、営業利益が同27.0%減の140.66億円、経常利益が同27.3%減の139.26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同26.8%減の96.03億円となった。

前年同期の特殊要因として同社最大規模となる大型物件「プレサンスレジェンド琵琶湖」470戸の引渡しを実施。この影響で、当第1四半期は減収減益となっているが、高水準の売上規模を継続し、業績は通期予想に対して順調に進捗している。なお、主力事業の不動産販売事業においては、引渡基準を採用しており、マンションの売買契約成立時ではなく、マンションの顧客への引渡しをもって売上が計上される。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.3%増の2,092.19億円、営業利益が同20.0%増の325.31億円、経常利益が同18.5%増の314.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の215.20億円とする期初計画に変更はない。

また、不動産テックを活用した投資用不動産情報の総合サイト「Braight(ブライト)」を2019年4月から稼働。当第1四半期に、新築6件、中古37件の受注を獲得し、好調な立ち上がりと発表した。

不動産販売事業の売上高は前年同期比16.7%減の665.06億円、セグメント利益は同27.4%減の137.24億円となった。ファミリーマンション「プレサンスロジェ シリーズ」のプレサンスロジェ京橋(総戸数84戸)やワンルームマンション「プレサンスシリーズ」のプレサンスTHE神戸(総戸数235戸)等の販売が順調に推移した。その結果、ワンルームマンション売上高280.20億円(1,405戸)、ファミリーマンション売上高261.35億円(711戸)、一棟販売売上高42.14億円(275戸)、ホテル販売売上高20.50億円(126戸)、その他住宅販売売上高7.60億円(43戸)、その他不動産販売売上高50.00億円、不動産販売附帯事業売上高3.25億円となった。

その他の売上高は前年同期比0.8%増の17.34億円、セグメント利益は同1.6%減の6.95億円となった。不動産賃貸事業等は、同社保有の賃貸不動産が順調に稼働した。

《SF》

提供:フィスコ

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