ビジョンが大幅続伸、今期経常最高益予想を8%上乗せ、株式分割も発表
ビジョン <9416> が大幅続伸。9日大引け後に発表した19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益が前年同期比34.4%増の16.7億円に拡大し、従来予想の14.3億円を上回って着地したことが買い材料視された。
日本からの出国者数、訪日外国人客数がともに増加するなか、WiFiレンタル件数が伸びたことが寄与。原価効率や作業効率の改善が進んだことも上振れの要因となった。併せて、通期の同利益を従来予想の30.1億円→32.4億円に7.8%上方修正。増益率が20.6%増→30.0%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
同時に9月30日現在の株主を対象に、1→3の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いも向かった。
株探ニュース