トーカイ---1Qも増収、環境サービスが前期の反動で減収益となったが、健康生活・調剤サービスが好調
トーカイ<9729>は9日、2020年3月期第1四半期(2019年4-6月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.4%増の299.15億円、営業利益が同12.5%増の17.73億円、経常利益が同11.6%増18.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.0%増の12.38億円となった。
健康生活サービスの売上高は前年同期比3.2%増の153.92億円、営業利益は同5.5%増の11.88億円となった。病院関連事業及びシルバー事業でレンタル売上が順調に推移、営業力強化のための人件費増加があるが売上増で十分賄いきれている。
調剤サービスの売上高は前年同期比8.3%増の110.21億円、営業利益は同43.7%増の8.18億円となった。当期及び前期に出店した新店効果と処方箋単価の上昇が寄与した。
環境サービスの売上高は前年同期比1.4%減の34.50億円、営業利益は同19.9%減の2.97億円となった。ビル清掃管理事業は新規契約獲得等で順調に推移、リースキン事業が前期の大口販売の反動で商品売上が減少した。売上減とレンタル資材費の増加等で減益となった。
2020年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の1,205.52億円、営業利益が同2.6%増の74.98億円、経常利益が同2.4%減の77.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.4%増の50.96億円と期初予想を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ