サイバーリンクス---2Qは2ケタ増収増益、ITクラウド事業は好調に推移

材料
2019年8月13日 18時02分

サイバーリンクス<3683>は9日、2019年12月期第2四半期(19年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比19.4%増の55.36億円、営業利益が同34.6%増の2.83億円、経常利益が同33.2%増の2.89億円、四半期純利益が同32.8%増の1.78億円となった。

ITクラウド事業の売上高は前年同期比34.9%増の35.75億円、セグメント利益(経常利益)は同35.2%増の1.73億円となった。流通業向けクラウドサービス分野は、主力の流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」や、卸売業向けのクラウド型EDIサービスなどの提供拡大により、定常収入が増加し、売上高は前年同期を上回った。利益については、研究開発費の減少等の押し上げ要因があったが、「@rms基幹」次期バージョンの開発投資にかかるソフトウェア償却の増加、人員増強による労務費の増加等により、前年同期を下回った。官公庁向けクラウドサービス分野は、防災行政無線デジタル化等の工事案件が大幅に増加し、売上高、利益ともに、前年同期を上回った。

モバイルネットワーク事業の売上高は同1.3%減の19.61億円、セグメント利益(経常利益)は同13.7%増の2.40億円となった。携帯電話端末の高機能化や、店頭手数料体系の見直しを実施した影響等により、端末一台あたりの販売単価が上昇したが、販売台数は前年同期を下回り、売上高は前年同期を下回った。他方、上記店頭手数料体系の見直しの実施による利益率の改善や、経費削減により利益は前年同期を上回った。

2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.9%増の103.54億円、営業利益が同19.9%増の6.05億円、経常利益が同18.7%増の6.10億円、当期純利益が同14.2%増の3.66億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.