エスケーエレが買い気配、今期経常最高益予想を11%上乗せ、自社株買いも発表
エスケーエレクトロニクス <6677> [JQ]が買い気配でスタート。13日大引け後に発表した19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の57.9億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。
中国向けに利益率の高い第10世代以上の大型パネル用フォトマスクが大きく伸びたことが寄与。第8.5世代以下用は有機ELパネル向けが拡大した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の57億円→63億円に10.5%上方修正。増益率が24.0%増→37.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
併せて、5万株(金額で1億円)を上限に、14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
株探ニュース