WSCOPEが急落、米中貿易摩擦響き19年12月期業績予想を赤字に下方修正
ダブル・スコープ<6619>が急落し年初来安値を更新している。13日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を175億円から130億円(前期比48.9%増)へ、営業損益を8億円の黒字から26億円の赤字(前期33億4800万円の赤字)へ、最終損益を3億円の黒字から30億円の赤字(同28億6100万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
主要顧客の欧州自動車OEM向けは順調に推移しているものの、米中貿易摩擦の影響を受けて6月以降、主要顧客の中国工場向け民生用電池用途セパレータの出荷が急減速したことが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高57億9800万円(前年同期比37.2%増)、営業損益24億1500万円の赤字(前年同期8億7500万円の赤字)、最終損益24憶6600万円の赤字(同5億2000万円の赤字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)