EAJが急反落、人員採用などが利益圧迫し上期営業利益85%減
日本エマージェンシーアシスタンス<6063>が急反落している。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高14億9100万円(前年同期比7.2%増)、営業利益1000万円(同85.4%減)、純利益500万円(同87.8%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
海外出国者数の増加を背景に、海外旅行保険の付帯サービスや事業法人向けアシスタンスサービス、留学生危機管理サービス、セキュリティー・アシスタンスサービスが堅調に推移したほか、外国人患者受け入れを実施する国際医療事業も順調に推移し売上高は増収を確保した。ただ、カナダ・バンクーバーの新アシスタンスセンター営業開始で人員採用を行ったほか、緊急対応型インバウンドビジネスの人材採用・教育研修などを行ったことが利益を圧迫した。
なお、19年12月期通期業績予想は売上高30億円(前期比4.6%増)、営業利益1億5000万円(同1.1%増)、純利益9700万円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)