城南進学研究社---1Qは売上高が5.8%増、教育事業及びスポーツ事業ともに増収

材料
2019年8月14日 15時30分

城南進学研究社<4720>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%増の14.50億円、営業損失が4.07億円(前年同期は3.39億円の損失)、経常損失が4.03億円(同3.32億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.71億円(同2.86億円の損失)となった。

教育事業の売上高は前年同期比5.8%増の13.60億円となった。事業ポートフォリオの改善に向け、予備校の統廃合を行ったことにより、予備校部門の売上は減少している。予備校に代わる新たな形態として、プロ講師による個別指導とAIによる個別学習とを提供する「城南予備校DUO」を前事業年度より複数開校して7校舎となり、新たな事業の柱として成長している。

映像授業専門教室「河合塾マナビス」は予備校運営で培ったノウハウを活かした指導を行うことで高い評価を得ており、新たに2校開校し全24校舎となった。映像授業の市場拡大とともに、安定した売り上げが続いている。

児童教育部門は、前連結会計年度末に子会社化したくぼた式育脳法を独自に展開する株式会社リトルランドと、乳幼児育脳教室「くぼたのうけん」の事業統合に向けた取り込みを進めている。また、「くぼたのうけん」の教育ノウハウを外部の幼稚園、保育園等に販売する事業も好調に推移している。さらに、保育園は、城南ルミナ保育園と子会社であるJBSナーサリー、フェアリィーが連携し、保育施設の新規開園や人的交流やノウハウの共有を図った。

スポーツ事業の売上高は前年同期比4.8%増の0.89億円となった。子会社である「株式会社久ケ原スポーツクラブ」では、ほぼ定員いっぱいの会員数を維持したことに加え、新規に開

始した学童保育でも好調な集客となっている。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.5%増の74.59億円、営業利益が0.19億円、経常利益が0.34億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.90億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.