ハナツアーJが急反落、日韓関係の先行き不透明強まり19年12月期業績予想を下方修正
HANATOUR JAPAN<6561>が急反落し、上場来安値を更新している。14日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を103億100万円から68億8700万円(前期比12.7%減)へ、営業利益を20億400万円から3億3200万円(同63.8%減)へ、最終損益を13億300万円の黒字から9億6500万円の赤字(前期5億5800万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
日韓関係の悪化と先行き不透明感から7月以降、各事業において韓国からの新規予約が伸び悩むとともに一部キャンセルが発生していることが要因としている。また、想定為替レートを100ウォン=9円70銭から8円45銭へ見直したことで為替評価損が膨らむことや、免税販売店事業で大阪店舗の移転に伴い賃貸借契約の解約金や減損損失を計上することも最終損益を悪化させるとしている。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高42億700万円(前年同期比1.3%減)、営業利益5億7100万円(同25.7%減)、最終損益3100万円の赤字(前年同期4億2300万円の黒字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)