キャンディルが年初来高値更新、業績絶好調で株式分割や増配も好材料視
キャンディル<1446>は3日続伸で年初来高値を更新した。株価は一時6%強上昇し、地合い悪のなか上げ足を加速させている。修理(リペア)サービスに強みを持ち建物の修繕・改修・維持管理などの建築サービス事業を手掛けるが、足もとでは東京オリンピック・パラリンピックに伴うインフラ整備や国土強靭化絡みの大口受注を受けるなど業容拡大している。14日取引終了後に発表された19年9月期第3四半期(18年10月~19年6月)累計業績について、売上高が前年同期比6.8%増の98億6500万円、営業利益が同20.3%増の3億6000万円、最終利益が同2.3倍の2億1500万円といずれも高水準な伸びをみせた。更に、同日に8月31日時点の株主を対象に1株を2株の割合に分割することも発表。同時に、今期年間配当を従来計画の10円から11円(株式分割前換算)に増額しており、これがポジティブサプライズとなり買いを呼び込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)