伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月16日記)
日経平均株価は、現在が下降の流れの途中なら、本日の価格が上昇しても、2万0500円を前に上値を抑えられて、すぐに下降を開始するはずです。
本日の価格が上昇して引けるなら、8月中、6日の安値2万0110円が強く意識される動きになる可能性を考えておく必要が出てきます。
なお、本日の価格が上昇しても、その上げは、下降途中の動きであるという見方に変更はありません。
目先、下げ渋るか否かは、10月へ向けた下げ余地の大きさを示していると見ておきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース