HISは一時8.9%高と急伸、ユニゾHDへのTOB巡り思惑買いが流入

特集
2019年8月16日 10時51分

エイチ・アイ・エス<9603>が4日ぶりに急反発。株価は一時、前日に比べ8.9%高に買われた。同社はユニゾホールディングス<3258>に対して敵対的TOB(株式公開買い付け)をかけているが、日本経済新聞・電子版は16日、ユニゾHDは対抗策を検討していると報道。具体的には「ソフトバンクグループ<9984>傘下の投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループと組み、HISとは別にTOBを実施する方向で最終調整している」と伝えた。フォートレスが友好的な第三者であるホワイトナイト(白馬の騎士)となり、週明けにもHISが提案しているTOB価格の1株3100円を上回る条件でユニゾHDに対するTOBを開始。HISによるTOB不成立を狙うという。この報道を受け、市場には、HISがTOBを撤回するとの思惑も浮上。HISの財務負担が減ることへの思惑から買いが先行している様子だ。なお、東京証券取引所はユニゾHDを8時45分から売買停止している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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