冨士ダイス---1Qは売上高が43.79億円、超硬製金型類が堅調に推移

材料
2019年8月16日 14時23分

冨士ダイス<6167>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%減の43.79億円、営業利益が同48.1%減の1.98億円、経常利益が同33.9%減の2.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.2%減の1.72億円となった。

超硬製工具類の売上高は12.26億円(前年同期比3.2%減)となった。熱間圧延ロールや超高圧発生用工具の販売が堅調に推移したものの、前年度特需の反動減等により、混錬工具や溝付きロール、冷間フォーミングロールの販売が減少した。

超硬製金型類の売上高は12.37億円(同21.5%増)となった。製缶金型や光学素子成形用金型の販売が前年度に引き続き堅調に推移したことに加え、自動車部品生産用金型の販売が大幅に増加した。

その他の超硬製品の売上高は9.63億円(同3.9%減)となった。自動車部品生産用の超硬金型素材の販売が堅調に推移した一方で、半導体関連の市況の悪化や米中貿易摩擦等の影響により、主に中国向けの半導体生産用の超硬金型素材や、国内向けのスマートフォン部品生産用の超硬金型素材の販売が低調となった。

超硬以外の製品の売上高は9.52億円(同24.3%減)となった。海外向けの半導体用樹脂等の鋼製生産工具及びKF2製の混錬工具、ダイヤモンド研削砥石等の販売が低調となり、引抜鋼管の販売も低調に推移した。

2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.9%増の187.00億円、営業利益が同3.3%減の12.30億円、経常利益が同3.0%増の13.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の9.90億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.