話題株ピックアップ【夕刊】(3):MRT、ハウスドゥ、メディア工房

注目
2019年8月16日 15時19分

■MRT <6034>  785円  +46 円 (+6.2%)  本日終値

15日、MRT <6034> [東証M]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.33%にあたる19万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月16日から11月29日まで。

■ハウスドゥ <3457>  1,504円  +70 円 (+4.9%)  本日終値

ハウスドゥ<3457>が大幅反発。午前9時30分ごろ、子会社フィナンシャルドゥが、愛媛銀行<8541>と提携し、同行が提供するリコース型リバースモーゲージ「あったか人生」フリーローンに対する債務保証業務を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入った。リバースモーゲージは、自宅などを担保に、そこに住み続けながら金融機関から融資を受けられるシニア世代向け金融制度。毎月の返済は金利のみを支払い、元金の返済は借入人の死亡後に持ち家を売却して返済に充てることから、利用期間が長期間と想定されるため導入に慎重な金融機関も多いため、これをサポートするという。なお、同提携はリバースモーゲージ保証事業における第9弾となり、四国では初の提携となる。

■メディア工房 <3815>  475円  +15 円 (+3.3%)  本日終値

メディア工房<3815>が反発。正午ごろ、独自開発したリアルタイム実写立体動画撮影システム「SUPERTRACK」を活用したオンデマンドコンテンツの第1弾「ホログラ」の配信を開始したと発表しており、これが好感された。「SUPERTRACK」は、グリーンバックのような特別な環境や設備を必要とすることなく撮影環境を簡易的に構築し、独自の3D構成プログラムにより、市販のPCでも動作する実寸大表示可能な高解像度の実写立体動画が作れる技術。これを用いた「ホログラ」は、従来の平面動画や360度VR動画は撮影(カメラ)位置で視点が固定されているが、「ホログラ」では被写体を全方向から撮影し立体の映像を作り出すため、視聴者は完全に自由な視点にて映像を鑑賞することができるのが特徴。今回配信されるコンテンツでは、プロコスプレイヤーとして国内外にて著名な「五木あきら」さん、「麗華」さんなど8人のコスプレイヤーやモデルたちが水着、ジムウェア、コスプレなどの衣装をまとい、ユーザーの目の前にいるかのようにさまざまなポーズをとってくれるという。

■スマートバリュー <9417>  677円  +9 円 (+1.4%)  本日終値

スマートバリュー<9417>が3日ぶりに反発。この日、19年6月期末時点における、地域情報クラウドストックサービス導入数を発表しており、18年6月期末比127件増の531件となったことが好感された。同社は、自治体や公的機関向けに、地域情報クラウドプラットフォーム「SMART L-Gov(スマート エルガブ)」をはじめとする地域情報クラウドサービスを提供している。14日に発表した中期経営計画では、これを964件にまで伸ばす計画だ。

■ロコンド <3558>  810円  +8 円 (+1.0%)  本日終値

15日、ロコンド <3558> [東証M]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.05%にあたる12万株(金額で1億4400万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月16日から20年8月15日まで。

■ソウルドアウト <6553>  1,657円  -88 円 (-5.0%)  本日終値

ソウルドアウト<6553>が大幅続落。15日の取引終了後、クラウドファンディング事業を中止すると発表しており、これを嫌気した売りが出たようだ。同社では、クラウドファンディング事業を目的に今年1月、100%子会社KASOKUを設立したが、利用者保護が十分に担保されたサービス提供体制が整うまでの間、事業開始を見合わせていた。今回、利用者保護の体制構築と運営を含め、改めて収支計画を見直した結果、同事業を中止することが合理的であると判断し、8月末をメドに同社の運営を停止することにしたという。

■フェイスネットワーク <3489>  1,001円  -11 円 (-1.1%)  本日終値

フェイスネットワーク<3489>は冴えない。午前中に、税理士法人チェスター(東京都中央区)及びチェスター(東京都中央区)と、相続・贈与分野で業務提携を締結したと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。今回の提携は、両社の相続税に関する専門的な知見と、フェイスNWの不動産開発に関する経営資源を生かし、相続税対策を考える人に対して、投資用不動産を活用した相続税対策プランを提供するのが狙い。

■ロゼッタ <6182>  3,510円  +125 円 (+3.7%)  本日終値

15日に発表した「通訳デバイス子会社を設立」が買い材料。

ウェアラブル通訳デバイス「T-4PO Construction(仮)」の開発子会社を設立。また、RPA事業を行うRPAコンサルティング合同会社を買収する。

■フロンティア <8964>  454,500円  +9,500 円 (+2.1%)  本日終値

15日に決算を発表。「今期経常は17%増で11期ぶり最高益更新へ」が好感された。

フロンティア不動産投資法人 <8964> [東証R] が8月15日大引け後(15:30)に決算を発表。19年6月期の経常利益は前の期比9.8%減の46.6億円になったが、19年12月期は前期比17.0%増の54.6億円に拡大を見込み、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

⇒⇒フロンティアの詳しい業績推移表を見る

■エイジス <4659>  3,255円  +65 円 (+2.0%)  本日終値

15日に発表した「7月売上高は10.3%増」が買い材料。

7月の売上高は前年同月比10.3%増と7ヵ月連続で前年実績を上回った。

●ストップ高銘柄

ポート <7047>  1,110円  +150 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値

以上、1銘柄

●ストップ安銘柄

LCホールディングス <8938>  783円  -300 円 (-27.7%) ストップ安   本日終値

シェアテク <3989>  445円  -100 円 (-18.4%) ストップ安   本日終値

以上、2銘柄

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