米国株見通し:米景気後退の可能性への警戒根強い

市況
2019年8月16日 18時36分

S&P500先物  2877.50(+ 29.00) (18:15現在)

ナスダック100先物  7598.75(+102.50) (18:15現在)

18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は250ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.80ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、16日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。

ただ、前日発表された米国の経済指標は予想上振れとなったものが多かったが、長期金利は結局低下して終わり、景気後退の可能性への警戒ムードの強さをうかがわせた。米長期金利は今も上げ渋っている。米中通商交渉に関しては、いつものようにトランプ米大統領の発言がいろいろ出ているようだが、先行き不透明感は強い。NY原油先物は、米国の経済指標やリグ稼働数の発表を材料に売り買いは交錯するとみられ、もみ合い展開が見込まれる。

本日発表となる米国の経済指標は、7月住宅着工件数、7月住宅建設許可件数、8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値。住宅関連は前月から増加が予想されている。また、ミシガン大学指数は低下予想だが、引き続き歴史的な高水準付近を維持するとみられ、株式市場にはややポジティブな材料となる可能性がある。決算発表は、ディアなどが予定されている。

《KK》

提供:フィスコ

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