話題株ピックアップ【夕刊】(3):リプロセル、アセンテック、インタートレ

注目
2019年8月22日 15時19分

■セキド <9878>  706円  +18 円 (+2.6%)  本日終値

セキド<9878>が一時急騰。同社はきょう、日本での総代理店となっているLEADERS(リーダース)のシートマスクを、ウエルシアホールディングス<3141>の約1200店舗で販売を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。ただ、買い一巡後は伸び悩む動きとなっている。リーダースは、ソウル大卒の皮膚科専門医が立ち上げた「リーダースクリニック」が研究・開発に携わるコスメブランド。世界35カ国に展開し、主力のシートマスクは年間1億6000万枚(18年シリーズ累計、メーカー出荷ベース、マスク枚数換算)の売り上げを誇っている。なお、セキドは15年に日本販売代理店契約を結んでいる。

■リプロセル <4978>  219円  +5 円 (+2.3%)  本日終値

リプロセル<4978>が動意、一時4%高に買われ、底値圏離脱の動きを強めている。同社はiPS細胞関連の創薬を手掛けるバイオベンチャーだが、22日取引終了後、順天堂大学との共同事業「ヒトiPS細胞由来神経細胞の成熟老化促進培地および創薬応用可能な評価方法の開発」がNEDO公募事業に採択されたことを発表、これを材料視する形で投資資金が流入した。

■アセンテック <3565>  1,993円  +44 円 (+2.3%)  本日終値

アセンテック <3565> [東証M]が高い。21日大引け後、20年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→4.4億円に10.6%上方修正。増益率が6.3%増→17.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。地方公共団体や国内大手クラウド事業者向けITインフラ案件の受注を獲得したほか、自社製品であるリモートPCアレイ製品の販売が拡大することが収益を押し上げる。また、システムエンジニア部門の体制強化でプロフェッショナルサービスの売上高も想定より伸びる。

■インタートレード <3747>  301円  -26 円 (-8.0%)  本日終値

21日、東証と日証金がインタートレード <3747> [東証2]について22日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料視された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ハナツアーJ <6561>  833円  -22 円 (-2.6%)  本日終値

HANATOUR JAPAN<6561>が続落。日本政府観光局(JNTO)が21日の取引終了後に発表した7月の訪日外国人客数で、韓国からの旅行者数は前年同月比7.6%減の56万1700人となり、顧客の大半を韓国からの訪日旅行客が占める同社の業績への影響が改めて懸念されているようだ。なお、同社では8月14日に19年12月期の連結業績予想について、営業利益を20億400万円から3億3200万円(前期比63.8%減)へ下方修正している。

■U&C <3557>  1,514円  +83 円 (+5.8%)  本日終値

21日に発表した「特別利益1億円が発生」が買い材料。

営業店舗物件の退店要請に伴う立退料として、20年2月期第2四半期に特別利益1億円を計上する。

●ストップ高銘柄

サンセイ <6307>  414円  +80 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値

以上、1銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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