外為サマリー:1ドル106円40銭台で推移、ドル買い・円売りの流れは一服

通貨
2019年8月30日 10時33分

30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=106円44銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。

29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円52銭前後と前日に比べて40銭程度のドル高・円安で取引を終えた。中国商務省の報道官が同日の会見で対米姿勢をやや軟化させたほか、トランプ米大統領がラジオ番組で貿易協議の再開に言及したことから、米中対立の緩和期待が台頭。NYダウが続伸したほか、米長期金利が小幅上昇したことがドルの支援材料となった。

これを受けた東京市場は朝方こそドル買い・円売りが先行したものの、その後は上げ一服商状。米国が対中制裁関税を発動するとしている9月1日を前に警戒感が依然残るなか、市場参加者の関心は関連ニュースに向かい、模様眺めムードから午前9時50分頃には106円40銭近辺まで伸び悩む場面があった。とはいえ、日経平均株価が反発していることに加え、この日は月末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い思惑などもあり、下値を売り込む動きは目立っていない。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1052ドル前後と同0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=117円63銭前後と同5銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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