東京為替:ドル・円は107円台後半で推移、リスク回避の円買いは一服

通貨
2019年9月16日 12時17分

16日午前の東京市場でドル・円は主に107円台後半で推移。サウジアラビアの石油施設への攻撃を受けて16日早朝のアジア市場でリスク回避のドル売り・円買いが観測されたが、直接的な円買い材料ではないとの見方が少なくないことから、ドル・円は107円台半ば近辺で下げ渋った。中東情勢の悪化を警戒したドル売りは一巡しており、原油先物は60ドルを割り込んでいる。本日発表された中国の経済指標はいずれも市場予想を下回ったが、市場反応は乏しいようだ。ここまでのドル・円は107円48銭から107円92銭で推移。

・ユーロ・ドルは、1.1070ドルから1.1086ドル、ユーロ・円は119円02銭から119円51銭で推移している。

■今後のポイント

・サウジアラビアの石油施設への攻撃で原油先物急騰

・欧州中央銀行(ECB)は量的緩和再開

・米中協議進展への期待

・NY原油先物(時間外取引):高値63.34ドル 安値59.37ドル 直近値59.71ドル

【要人発言】

・トランプ米大統領

「戦略的備蓄からの石油放出を許可する」

・関係筋(中央日報紙)

「北朝鮮の金委員長、トランプ大統領に平壌訪問を招請」

【経済指標】

・中国・8月鉱工業生産:前年比+4.4%(予想:+5.2%、7月:+4.8%)

・中国・8月小売売上高:前年比+7.5%(予想:+7.9%、7月:+7.6%)

《MK》

提供:フィスコ

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