東京為替:ドル・円は伸び悩み、米中摩擦解消期待も根強い円買い

通貨
2019年9月24日 12時12分

24日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。米中摩擦解消への期待感が広がるものの、「合意なき」ブレグジットへの懸念で警戒の円買いがドルの重石となった。

ドル・円は、3連休明けの東京株式市場で日経平均株価が堅調地合いとなり、円売りが先行。米中通商交渉が来月の閣僚級協議に向け進展し、両国の摩擦解消に期待感が高まっている。中国株や米株式先物の上昇も円売りを支援した。

また、日米貿易交渉における自動車関税などの見送りも、株高を誘発し円売りにつながっている。半面、英国議会休会に関する最高裁の司法判断が今夕予定され、「合意なき」ブレグジットへの思惑から根強い警戒の円買いがドルの上昇を抑えよう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円48銭から107円67銭、ユーロ・円は118円17銭から118円35銭、ユーロ・ドルは1.1089ドルから1.1097ドルで推移した。

【要人発言】

・ムニューシン米財務長官

「中国副首相との通商協議は10月7日の週に開催」

・易綱中国人民銀行総裁

「中国経済は依然として妥当な範囲で成長を続けている」

「中国は穏健な金融政策を維持する」

《FA》

提供:フィスコ

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