日経VI概況:3日ぶり上昇、米中協議の進展期待高まるもプットの手仕舞い売りが限定的

市況
2019年9月24日 17時03分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、先週末比+0.66pt(上昇率4.14%)の16.57ptと3日ぶりに上昇した。なお、高値は16.82pt、安値は16.45pt。本日の日経平均は、ムニューシン米財務長官による発言から米中協議の進展期待が改めて高まったことで続伸スタート。しかし、日経VIは、このところ低位圏での推移が続いていたことに加えて、日経平均が小幅に上昇している一方でプットの手仕舞い売りが限定的だったこともあり、寄り付きから上昇となった。その後も小幅な円高基調に起因する日経平均の上値の重さなどもあり、結局大引けまで本日の高値圏においてこう着感の強い展開となった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

提供:フィスコ

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