東京為替:ドル・円は小じっかり、NZドル・円が押し上げ

通貨
2019年9月25日 12時22分

25日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株安で円買いが先行したが、NZドル・円などクロス円の上昇でドルは107円半ばに値を上げた。ドル・円は、日経平均株価が軟調地合いとなり22000円を割り込んだことで円買い基調に振れやすい地合いとなった。ただ、NZ準備銀は本日開催した定例会合で政策金利の据え置きを決定。利下げ見送りが好感され、NZドル・円の上昇がクロス円に波及。

ドルはクロス円にけん引され、一時107円40銭台に上昇。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先の日本株安継続への思惑からドルの上昇は一服した。ただ、米株式先物はプラス圏で推移し、今晩の株高を期待したドル買いが観測される。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円01銭から107円41銭、ユーロ・円は117円79銭から118円17銭、ユーロ・ドルは1.0997ドルから1.1024ドルで推移した。

【金融政策】

・NZ準備銀行:政策金利を1.00%に据え置き

【要人発言】

・王毅中国外相

「米中は知恵と強い信念で両国間の関係を前に進める必要がある」

「米中関係は岐路を迎えている」

・政井日銀審議委員

「次回の会合で経済・物価動向を改めて点検」

「(物価安定のモメンタムについて)より注意が必要」

・日銀金融政策決定会合・議事要旨(7月29-30日開催分)

「副作用を緩和する方法を不断に検討する必要」(複数の委員)

「さらなる緩和が必要かどうか慎重な検討が必要」(ある委員)

【経済指標】

・NZ・8月貿易収支:-15.65億NZドル(予想:-14.00億NZドル、7月:-6.85億NZドル)

《MK》

提供:フィスコ

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