吉野家HDが買い気配、上期経常を5.5倍上方修正

材料
2019年10月7日 9時01分

吉野家ホールディングス <9861> が買い気配でスタート。4日大引け後、20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の5.5億円→30.2億円に5.5倍上方修正。増益率が65.7%増→9.1倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

吉野家の既存店売上高が前年同期比6.9%増と好調に推移したことが寄与。メディアで大きく取り上げられた、牛丼の新サイズ「超特盛」や「ライザップ牛サラダ」、「特撰すきやき重」の販売数が伸びたほか、6月に実施した「テイクアウト80円引き」なども好評だった。修正した上期予想が通期計画(15億円)を2倍も上回っており、通期業績の上方修正も期待される。

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