サンエー大幅反発、上期営業減益も従来予想を上回って着地
サンエー<2659>が大幅反発で年初来高値を更新。4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高1002億5900万円(前年同期比4.3%増)、営業利益57億7700万円(同21.6%減)、純利益41億8500万円(同13.2%減)と減益だったものの、従来予想の営業利益55億4500万円を上回ったことが好感されている。
6月に大型商業施設「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」(沖縄県浦添市)を新規出店した効果で売上高は増加したものの、新店舗や今後の出店に向けた人員強化に取り組んでいるほか、出店費用などが増加し利益を圧迫した。
なお、20年2月期通期業績予想は、売上高2021億3300万円(前期比6.5%増)、営業利益112億4800万円(同20.2%減)、純利益73億400万円(同22.3%減)の従来見通しを据え置いている。