東洋合成が続伸し上場来高値更新、EUV人気で新局面に
東洋合成工業<4970>が続伸。株価は一時、2780円まで買われ14年11月につけた上場来高値の2597円を約5年ぶりに更新した。半導体の製造工程での微細化が急速に進展するなか、次世代露光技術である「極端紫外光(EUV)」の導入が本格化している。同社はEUV用の感光材(レジスト)材料の生産を手掛けており、今期以降の業績寄与が見込まれている。20年3月期の連結純利益は前期比37%増の16億円と前期に続き最高益更新が予想されていることも買い安心感を呼んでいる。