5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 25社選出 <テクニカル特集> 10月10日版
10日の東京株式市場は日経平均株価が反発。米中通商協議を巡り思惑が錯綜するなか、朝方は軟調に推移したが、売り一巡後は値を上げた。ただ、市場には様子見姿勢も強まった。個別では、旭化成<3407>の吉野彰名誉フェローが、ノーベル化学賞を受賞したことを受けリチウムイオン電池関連株が物色され、旭化成は商いを伴い上昇。また、大型で猛烈な台風19号が接近していることから電線地中化や復興関連株が物色された。日経平均終値は前日比95円高の2万1551円と反発。東証1部の値上がり銘柄数は595、値下がり銘柄数は1458、変わらずは100。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを10日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERが東証1部平均 13.89倍を下回り、割安感が強い 25社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PER PBR
<5017> 富士石油 4.8 0.29
<8037> カメイ 5.5 0.37
<7414> 小野建 6.0 0.44
<1820> 西松建 6.3 0.58
<8074> ユアサ商 6.9 0.91
<8793> NECキャピ 7.2 0.51
<7888> 三光合成 7.3 0.58
<6409> キトー 7.4 1.26
<1815> 鉄建建設 7.9 0.73
<8593> 三菱Uリース 8.1 0.76
<1967> ヤマト 8.4 0.68
<3861> 王子HD 8.6 0.75
<2060> フィードワン 8.9 0.89
<8093> 極東貿易 9.5 0.49
<6742> 京三 9.9 0.54
<6855> 電子材料 10.1 0.48
<7970> 信越ポリ 10.3 0.76
<6238> フリュー 11.0 1.52
<6455> モリタHD 11.1 1.26
<4044> セ硝子 11.2 0.58
<8275> フォーバル 11.4 2.30
<9880> イノテック 12.0 0.63
<5367> ニッカトー 12.8 0.80
<8086> ニプロ 13.2 1.24
<8283> PALTAC 13.2 1.69
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース