NY株式:大幅上昇、貿易摩擦への懸念後退

市況
2019年10月12日 11時46分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は319.92ドル高の26816.59、ナスダックは106.26ポイント高の8057.04で取引を終了した。米中閣僚級協議での合意期待から買いが先行。その後、両国が部分的な合意に達したと報じられると、貿易摩擦の懸念後退から終日大幅上昇となった。ダウは320ドル近い上昇となった。セクター別では、自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や公益事業が下落した。

ファストフードのウェンディーズ(WEN)は、7-9月期の既存店売上高が予想を上振れたことを発表したほか、増配が好感され、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は、一部アナリストによる目標株価引き上げを受け、堅調推移。中国での売上比率の大きい建設機械のキャタピラー(CAT)や航空機メーカーのボーイング(BA)が買われた。ストリーミング端末のロク(ROKU)は、ヘッジファンドが同社株を5%取得したことが明らかとなり、上昇した。

米連邦控訴裁判所が、大統領の倫理・利益相反問題などを調査する下院監視・政府改革委員会がトランプ大統領の財務情報の提出を求めることは可能との判断を下した。連邦最高裁判所で判決が覆らない限り、トランプ氏が起用する会計事務所は財務情報の開示義務を負うことになる。

《MK》

提供:フィスコ

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