前週末11日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■夢の街創造 <2484> 1,169円 (-300円、-20.4%) ストップ安
夢の街創造委員会 <2484> [JQ]がストップ安。10日の取引終了後に発表した20年8月期の連結業績予想で、売上高93億円(前期比39.5%増)、営業損益15億円の赤字、最終損益16億円の赤字を大幅赤字を見込んでいることが嫌気された。引き続きシェアリングデリバリーの拠点拡大やリピート利用につながるマーケティング施策の実施などでオーダー数など主要KPIの拡大を目指す。ただ、事業の基盤を構築するための投資を最優先する時期と位置付けて積極的な投資を予定しており、赤字幅拡大を見込んでいる。なお、19年8月期決算は、売上高66億6600万円(前の期比22.7%増)、営業損益3900万円の赤字(前期8億3700万円の黒字)、最終損益1億300万円の赤字(同5億5800万円)だった。
■ラウンドワン <4680> 1,411円 (-144円、-9.3%)
東証1部の下落率3位。ラウンドワン <4680> が急反落。10日、9月既存店売上高は前年同月比1.8%減と前年割れに転じたと発表したことが売り材料視された。
■スタ・アリス <2305> 1,891円 (-109円、-5.5%)
スタジオアリス <2305> が大幅3日続落。同社は10月10日大引け後に決算を発表。20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は0.6億円の赤字(前年同期は5.8億円の黒字)に転落した。
■OSG <6136> 2,088円 (-110円、-5.0%)
OSG <6136> が急反落。同社は10月10日大引け後に決算を発表。19年11月期第3四半期累計(18年12月-19年8月)の連結経常利益は前年同期比7.0%減の160億円に減り、通期計画の240億円に対する進捗率は66.7%にとどまり、5年平均の75.3%も下回った。
※11日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース