WSCOPEが新規製膜ラインの量産稼働を開始へ
ダブル・スコープ<6619>がこの日の取引終了後、韓国子会社が新規製膜ライン(第12号セパレーター生産設備)の量産稼働を開始すると発表した。
同生産設備は、電気自動車(EV)用途の高容量リチウムイオン電池に使用されるセパレーターの生産に適した大型設備で、既に稼働している第10号・第11号製膜ラインよりも約2割生産能力が向上したものとなっている。今後の欧州EV向けの新規案件の生産能力を確保するための大型設備として、今年7月から試運転を開始し、電池メーカーのライン監査、品質評価プロセスが完了したため、10月中旬より量産稼働及び出荷を開始するという。なお、業績への影響は精査中としている。