NY株式:NYダウ39ドル安、米長期金利の低下が相場の重し

市況
2019年10月23日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は39.54ドル安の26788.10、ナスダックは58.69ポイント安の8104.30で取引を終了した。強弱入り混じる主要企業決算を受けて、朝方は小動きとなった。その後、フェイスブックが47州から独禁法に基づく調査を受けていることが明らかとなりハイテク株に売りが広がったほか、英国のEU離脱を巡る懸念から米長期金利が低下し、軟調推移となった。セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品が上昇する一方で消費者・サービスやソフトウェア・サービスが下落した。

玩具メーカーのハズブロ(HAS)は、決算内容が予想を下振れ大幅下落。ファストフードのマクドナルド(MCD)や損害保険のトラベラーズ(TRV)は、決算内容が嫌気され軟調推移。SNSのフェイスブック(FB)は、独禁法に基づく調査が全米に拡大し下落。一方で、医薬品のバイオジェン・アイデック (BIIB)は、米食品医薬品局(FDA)にアルツハイマー病治験薬の申請を行うことを明らかにし急騰。家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)や複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は、決算内容が好感され買われた。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は、ケビン・プランクCEOの交代を発表し上昇した。

ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は、マーケット終了後に7-9月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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