東エレクが一時800円安、米テキサス・インスツルメンツの決算受け利食い誘発
東京エレクトロン<8035>が一時800円あまりの下落で2万1000円台を割り込む場面があった。今年6月下旬を境に25日移動平均線をサポートラインとする強力な上昇トレンドを形成していたが、足もとはこの25日線近辺で売り買いを交錯させている。前週のTSMCの7~9月期決算発表を受け、半導体市況回復に対する期待感が一段と強まったものの、目先は前日の米テキサス・インスツルメンツの7~9月期決算が減収減益で10~12月期見通しについても保守的であったことから同社株が時間外で売られており、東エレクもその影響を受ける形で利食われた。