伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月1日記)
昨晩の円高とNYダウが大きく下げたことで、本日の日経平均株価は、10月30日の安値2万2827円以下から始まる公算です。
本日の寄り付きでの一段安は、10月4日以降の上昇の流れが10月29日の高値2万3008円で終息したことを示唆しています。そのため、目先は、下値を試す動きになる公算です。
年末へ向けて価格が高値を更新する展開になるなら、目先の下げが10月17日の安値2万2424円前後か、その手前で下値を支えられて、週明け後には再度上値を試す流れへ入ると考えられます。
10月29日の高値2万3008円が本年の最高値になるなら、目先は下降の流れを継続して、一気に2万2000円の節目まで下げる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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