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東京株式(前引け)=小反落、目先利益確定売りも押し目買いで下げ渋る

市況
2019年11月7日 11時52分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比8円86銭安の2万3294円96銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は6億1702万株、売買代金概算は1兆1226億5000万円。値上がり銘柄数は807、対して値下がり銘柄数は1244、変わらずは101銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、朝方はやや売り優勢で始まったものの日経平均の下値は堅く、一時はプラス圏で推移する場面もあった。米中首脳による部分合意の署名が12月にずれ込むとの報道が、協議先行きに対する不透明感につながった。日経平均はここ急速に上値を追ってきたこともあって、目先筋の利益確定売りを誘ったが、押し目は出遅れた向きの買い意欲が強く下値抵抗力を発揮した。

個別ではオリンパス<7733>が高く、キーエンス<6861>も上昇した。三櫻工業<6584>が物色人気。アドバンテスト<6857>も買い優勢だった。サンケン電気<6707>も値を飛ばした。なお、ソフトバンクグループ<9984>は軟調も下げは小幅にとどまった。任天堂<7974>、SUMCO<3436>などが安い。オリエンタルランド<4661>も軟調。日総工産<6569>は大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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