FRONTEOが上げ幅を拡大、米国でAIレビューツールの実証実験を実施
FRONTEO<2158>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、米国の大手法律事務所の協力のもと、人工知能(AI)を活用した文書レビューツール「KIBIT Automator」(キビットオートメーター)を用いた実証実験を実施し、eディスカバリにおいて最も費用がかかる文書レビュー時間の短縮・コスト削減という結果が得られたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
同社によると、今回の実証実験では、従来のレビューツールに比較した場合、弁護士によるレビュー対象となる文書量を20%削減し、レビューコストの28.6%削減を実現したという。これにより、AIをレビュープロセスに組み込むことで、証拠としての有効性を損なうことなくレビュー時間の効率を大幅に向上できることが実証されたとしており、今後の米国における本格展開への期待が高まっているようだ。