4日の株式相場見通し=売り優勢、米株急落受け下値試す展開に

市況
2019年12月4日 8時10分

4日の東京株式市場は、前日に米国株市場が波乱含みの下げをみせたことで、リスク回避の売りが優勢となりそうだ。トランプ米大統領が「米中貿易協議の合意について(来年11月に予定される)大統領選後まで待つという考え方もある意味好ましい」と発言し、米中摩擦問題の長期化思惑を嫌気する形でNYダウは一時450ドル超の下げをみせるなど大きく値を崩した。外国為替市場では1ドル=108円台半ばまで円高・ドル安に振れていることも主力輸出株中心にネガティブ材料となる。ただ、NYダウが後半下げ渋っていることや、国内では政府の大規模な経済対策への期待感もあり、内需株が全体を下支える形で、日経平均株価は売り一巡後に下げ幅を縮小させる可能性もある。

3日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比280ドル23セント安の2万7502ドル81セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は、同47.344ポイント安の8520.643だった。

日程面では、海外で11月の米ADP雇用リポート、11月の米ISM非製造業景況感指数が発表される。また、11月の財新中国非製造業PMI、7~9月の豪GDPなども発表される。

出所:MINKABU PRESS

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